松本駅からの観光案内｜信州ワイルドキャラバン

松本駅から行ける近場の観光名所でおすすめは？、松本駅で時間が空いたけど何処に行ったらいい？

そんな時のために、松本駅から短時間で行ける観光名所や、おすすめの観光施設をご案内。

観光だけでなく、おいしい安曇野蕎麦など信州の名物料理を食べるもよし、名産品や特産品を買うもよし、自然を感じるもよし、歴史を学ぶもよし。ぜひ信州・松本に来て、見て、楽しんでください。

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: 松本駅からの観光案内　【所要時間】; 1.松本駅出発のローカル線・路線バス; 2.松本城　【1時間半】; 3.松本市街地の散策　【1時間】; 4.上高地　【5時間】; 5.美ヶ原高原　【5時間】; 6.安曇野・穂高　【3時間】

※ 所要時間は、松本駅からの往復の移動と観光に要する最低限の目安です。余裕をもってお出かけください。

松本駅出発のローカル線・路線バス

長野県地図現在、松本駅から出発する定期観光バスはありませんが、松本城をはじめとする松本市街地や、周辺の浅間温泉や美ヶ原温泉へは松本駅から、上高地や新穂高・乗鞍などの観光地へは新島々駅（松本駅からアルピコ交通上高地線に乗り換えて終点駅）から、それぞれ路線バスが出ていますので、便利に移動することができます。

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また、松本市中心部を巡るには、市内周遊バス「タウンスニーカー」が便利です。松本市内を東西南北の4コースで回る一日乗車（各大人200円）と、4つの全線で利用可能な一日乗車券（大人500円）があります。

なお、お隣の安曇野や、大王わさび農場のある穂高へは、松本駅からJR大糸線で行くことができます。一日市場駅までは15分、豊科駅までは25分、穂高駅までは約30分です。

長野県内のバス旅に便利でお得な切符　（アルピコ交通）
上高地・乗鞍2デーパスポート：　松本～上高地・乗鞍地区路線バス、2日間（大人5,150円）
上高地線電車一日フリー乗車券：　松本～新島々、1日フリー（大人1,000円）
タウンスニーカー1日乗車券：　松本市内、1日周遊（大人200円～500円）

松本市観光案内所（松本駅）　0263-32-2814
JR松本駅構内の東西自由通路、改札口の向かいにあります。
時間：　9:00～17:45
休業日：　年末・年始

松本城　【約1時間半】

松本城の天守閣内を観覧するのに必要な時間は約45～60分です。松本駅から松本城までは約1km、歩いても15分ほど、バスなら片道10分です。ですので、松本駅で最低1時間半ほど待ち時間が空けば、松本城を見学することが可能です。

日本の城 12号 (松本城) [分冊百科]

松本城は、今から420年ほど前の文禄年間に建てられ、現存する五重六階の“天守”は日本最古です。別名“深志城”、あるいは白い姫路城の“白鷺城”に対して黒い“烏城”とも呼ばれています。姫路城、彦根城、犬山城とともに、四つある国宝城郭のひとつです。

松本城の観覧案内　
観覧時間：　午前8時30分から午後5時まで（ただしGWと夏季は時間を延長）
定休日：　無休（ただし年末12/29～31は休み）
観覧料：　大人700円、小中学生300円（松本市立博物館との共通券）

松本市街地（縄手通り・中町通り）散策　【約1時間】

松本市は400年の歴史ある城下町ですが、南北東西の街道が交差する交通の要衝、商業都市としても発展してきました。松本市内には、土蔵造りの商家や店舗が数多く残っています。

なかでも、女鳥羽川の南側にある「中町通り」の両側には、なまこ壁の蔵造りの美しい建物が建ち並び、江戸の風情が味わえると観光客はもちろん地元民にも人気の商店街です。

また、女鳥羽川を挟んで中町通りの対岸（お城側）にある「縄手通り」は、江戸期の城下町松本の風景を再現した商店街として整備されおり、懐かしい玩具や古民具・骨董のほか、駄菓子や飲食など50近くもの店舗が並び、見ているだけでも楽しい松本市内の散策コースです。

松本駅の”お城口（東口）”から、中町通りや縄手通りまでは1kmほど、ぐるっと回って往復で2kmほどです。お店で長居をしなければ、小一時間もあればお土産を買って戻ってくることができますから、松本駅での時間つぶしには最適かと。

上高地　【約5時間】

上高地は、梓川上流にある日本を代表する景勝地で、松本駅からは約60km、車で1時間半ほどかかります。

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国の特別名勝・特別天然記念物に指定されていて、観光名所としては、大正池や明神池、田代湿原、梓川に架かる河童橋などが有名です。また、夏に雪を頂く南アルプス・穂高連邦の山並みを望む景観は、まさに絶景です！。爽やかな高原の空気の中、清らかに流れる梓川沿いを歩くのは、とても気持ちがよいものです。ただし標高は約1,500m、夏場でも一枚は羽織るものを持って行ってください。

夏の上高地は大変混雑します。また、マイカー規制により、沢渡地区から上高地までの20km区間は、必ずシャトルバスかタクシーに乗り換える必要があります。松本駅からは、1日1便だけ朝4:45発の直行路線バスがありますが、通常は松本駅から松本電鉄で新島々（しんしましま）駅まで行き（約30分/700円）、新島々バスターミナルから路線バス（1日7～17便、約1時間／片道1,950円）に乗り換えて下さい（松本駅から往復セット割引券4,550円）。タクシー料金にも協定料金が設定されているので、人数が揃えばタクシーで行っても同程度で済みます。

上高地でのおすすめの散策コースは、大正池～田代湿原～田代橋～中の瀬園地（梓川左岸）～河童橋までのルートで、休憩や買い物などの時間を含めると、約2時間ほどかかります。お昼は、上高地帝国ホテルのビーフカレー（2,520円）が有名です。往復のアクセス時間と待ち時間などを含めると、松本駅からは最低でも約5時間はみてください。

美ヶ原高原　【約5時間】

美ヶ原高原は、長野県のほぼ中央、松本のほぼ真西に位置し、県下最大級の国定公園の一部を成しています。

空と　　美ヶ原高原美術館（写真集）

美ヶ原の最高峰「王ヶ頭」（標高2,034m）の真近かまでビーナスラインと呼ばれる高原道路が整備されて、山頂までのアクセスも容易です。ビーナスラインの最高地点にある日本一高い“道の駅”でもある「美ヶ原高原美術館」周辺には、200種類を超える高山植物が咲き乱れ、展望台からの360度の眺望は絶景です。標高2千mの雲上に広がる美ヶ原高原美術館の屋外展示場には、国内外の作家の彫刻作品が約350点も展示されています。「こども美術館」もあって、子供達も飽きることなく遊べます。

松本駅からは約35km、車で1時間ほどかかります。ビーナスラインは、以前は大変マイカーで混雑しましたが、今はオンシーズンでも比較的スムーズにアクセスできると思います。松本駅からは、7月下旬の土日祝日と、8月1日からお盆明けまでの毎日、1日2便（8:30、14:00）、美ヶ原高原美術館までの路線バス（夏期のみ）が走っています（1時間40分／片道2,500円）。美術館の屋外展示場は広く、園内の彫刻を見て歩くには最低でも1時間ほどかかります。往復のアクセス時間を含めると、松本駅からは最低でも約5時間はみてください。

安曇野・穂高、大王わさび農園　【約3時間】

北アルプスの麓に広がる安曇野は、川端康成などが「残したい静けさ美しさ」との名句を残した日本の原風景が美しい、風光明媚な田園地帯です。NHKの連続テレビ小説「おひさま」（ヒロイン役は井上真央さん）の舞台にもなり、さらに人気が高まりました。

信州・安曇野産生ワサビ1本

安曇野の中心部へは、松本駅から北へ直線距離で約10km、車だと30分ほどの距離です。松本駅から安曇野までは、JR大糸線で行くことができます。一日市場駅までは15分、豊科駅までは25分、穂高駅までは約30分です。

安曇野には、名所やワイナリーなど観光スポットも多く、信州蕎麦や信州サーモンなどの特産品や食事のおいしい店も多く、散策するのに時間が余るということはありません。一大観光スポットは、穂高にある「大王わさび農場」です。穂高駅からはタクシーで約10分／1,000円ほどですが、夏季であれば穂高駅から大王わさび農場や穂高温泉郷、安曇野ちひろ美術館等を結ぶ「あづみ野周遊バス」で行くことも可能です。また、比較的平坦な安曇野では、雪を頂く北アルプスの山々を望みながら自転車でゆっくりと風を感じて走るのもおすすめです。穂高駅前には、数軒のレンタサイクル店があります。

あづみ野周遊バス　（安曇観光タクシー）
運行期間：　4月中旬～11月上旬までの土日祝日、7月中旬～9月中旬までの毎日
路線：　【東回り】大王わさび農場・安曇野の里・穂高神社方面
　　　　【西回りアルプス公園線/ちひろ線】アルプス公園・安曇野ちひろ美術館方面（外回り/内回り）
料金：　一日乗車券：大人1.000円